尼崎地方卸売市場(尼崎市潮江4)で10月23日、「市場フェスティバル」が開催される。
一般消費者に卸売市場の役割や機能をもっと知ってもらおうと、市場を特別に開放して食にちなんださまざまなイベントを用意。同市場が中央卸売市場だった1990年から毎年開催しており、今回で27回目を迎える。
当日は「模擬競り体験」「野菜の詰め放題」「たまごのつかみ取り」「マグロの解体実演」などの企画を用意。飲食コーナーでは「尼崎あんかけちゃんぽん」「尼バーガー」などのご当地グルメも販売する。子どもにも楽しんでもらえるよう、「子ども縁日コーナー」や、いけすの魚を見て触れることができる「お魚ふれあいコーナー」も開設。最後は「バナナのたたき売り」で締めくくる。
担当の池田真史さんは「戦後から続く歴史ある卸売市場で、長年の利用業者も多い。フェスティバルはそうした顧客への感謝、還元のためでもある。より幅広い生鮮品を取りそろえ、消費につなげようと努める市場の取り組みに注目してもらえたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~14時。入場無料。