尼崎のベイコム総合体育館メインアリーナ(尼崎市西長洲町1)で7月23日、「自転車まちづくりフェスタ2016」が開催される。
尼崎市が推進する「自転車のまちづくり」事業について、行政、市民、民間企業がそれぞれの観点から考え、自転車を安全に楽しみ、よりスマートに利用することで「都市課題から都市魅力へ」の転換を図るのが目的の同イベントは今回が初めて。市制100周年記念事業の一環。
当日は、稲村尼崎市長と交通工学、自転車の各専門家によるシンポジウムのほか、「自転車ゆるキャラショー&交通安全ヒロインショー」、ルール・マナー向上のための「スケアードストレイト(スタントマンによる疑似交通事故)」、自転車教室を開く。「自転車を楽しもう!」コーナーでは関西大自転車部によるサイクルサッカーやBMXの実演、サイクリングファッションショーなども予定している。
ブース展示では、珍しい自転車や関連グッズの展示、交通事故サイクルシミュレーター体験など子どもから大人まで楽しめる内容になっているという。来場した子どもには、バルーンや自転車リフレクターを進呈する(数量限定)。
市生活安全課の乾貴士さんは「健康によく、環境に優しく、心地の良い風を感じることができる自転車ライフ。通勤に使えば、公共交通機関の遅延などの影響がほとんど無いことも魅力。あらためて自転車の楽しみ方、魅力、マナーなどを認識してもらい、未来に向けて自転車とどう関わっていくか、皆で考えるきっかけになれば」と話す。
開催時間は13時~16時30分。入場無料。