尼崎経済新聞（以下尼経）の2016年上半期PV（ページビュー）ランキングは、「尼崎の図書館『忍たま乱太郎』コーナー 書架がほぼ空に」記事が1位に輝いた。

　市立中央図書館が年末に新設した「忍たま乱太郎」コーナーは、書架がわずかの期間にほぼ空になった。過去にも「忍たま」関連ニュースは高いPV数を集めてきたが、あらためて「忍たま」人気を裏付ける結果となった。

　尼崎市制100周年を迎える中で、68年間の歴史に幕を下ろした市営バス（3位）、塚口ZUTTOCITYまちびらき（7位）など、変化していく街の姿を象徴する対照的なニュースも注目を集めた。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位記事は以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1.尼崎の図書館「忍たま乱太郎」コーナー 書架がほぼ空に（1/4）

2. 尼崎に「牛たん割烹 和吉」 半日かけ仕込む柔らか「ゆでたん」売りに（5/2）

3. 尼崎市営バス、68年の歴史に幕 さよならイベント開催へ（3/16）

4. 尼崎・武庫之荘にカフェ食堂「イニーピー」 1960年代アメリカがテーマ（4/12）

5. 伊丹市の「肉専門」弁当店が7周年 食肉卸売業営む夫婦が切り盛り（4/13）

6. 尼崎発のブロック玩具「チューブロック」 配管メーカーが開発、9月発売予定（2/18）

7. JR塚口駅前で「ZUTTOCITYまちびらきフェスタ」 尼崎市100周年記念事業とコラボ（4/5）

8. 尼崎で成人式 今年の衣装は「レトロモダン」、落ち着いた雰囲気に（1/12）

9. 尼崎の野外音楽イベント「アマフェス」が2年ぶりに復活（4/14）

10.伊丹・猪名川流域でヒメボタル観賞イベント 空港夜景とコラボも（5/12）

　6位は、市内の配管工場が開発したブロック玩具を紹介する記事で、高い技術力と遊び心が生み出したユニークなおもちゃに関心が集まった。

　グルメ関連では、牛タン専門店「和吉」（2位）、肉専門弁当「310フィールド」（5位）、焼き肉丼専門店「肉劇場」（13位）などが上位にランクインし、読者の「肉食ぶり」がうかがえた。10位以下に塚口の焼き菓子店「ボンボニエール」（11位）、武庫之荘のクレープリーカフェ「ヴィヴィ」（12位）がランクインしており、スイーツ関連もじわりと注目を集めている。