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尼崎の銭湯で落語会 米朝一門が登壇、皆勤リピーターも

会場は客で埋まり「きちきち」の状態に(過去の様子)

会場は客で埋まり「きちきち」の状態に(過去の様子)

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 尼崎の銭湯「天然温泉 蓬莱湯」(尼崎市道意町2-21-2、TEL 06-6411-0567)で6月17日、「ほうらい寄席きちきちの会」が開催される。

桂佐ん吉さんの高座(過去の様子)

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 尼崎にゆかりの深い故・桂米朝さんの孫弟子が高座に上る同会は、今回で16回目。30人ほどでいっぱいになる銭湯の休憩室を会場に、桂佐ん吉さんと桂吉の丞さんの寄席を開く。

 2012年に落語好きの客が佐ん吉さんと共に同銭湯を訪れ、落語会をしないかと持ち掛けたことがきっかけで同会がスタートした。回を重ねるうちにファンを増やし、中でも毎回欠かさず来場する客は会場の設営や「お茶出し」もボランティアで引き受けるなど、身内のような存在になっているという。落語会で配布する無料入浴券がきっかけで銭湯のリピーターが生まれる現象も起きている。

 同銭湯の代表、稲里美さんは「AKBではないが、手の届くところで本物の落語家さんの噺(はなし)が聞けるという臨場感が魅力。米朝一門は落語をとてもよく勉強していて、落語は品があって面白い。関西落語の本流を味わってもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 14時30分開場、15時開演。入場料は、前売り=1,300円、当日=1,500円。

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