阪急・武庫之荘駅近くに2月5日、生花店「grass harp(グラスハープ)」(尼崎市南武庫之荘2、TEL 06-6436-6083)がオープンした。
店主の島田美幸さんは、尼崎市内の別の場所で生花店を営んでいたが、両親の介護に専念するため2012年に閉店。両親をみとった後、「体力のあるうちにまた店を持ちたい」と同店をオープンした。
グリーンと木目を基調とした落ち着いた雰囲気の店内には、1本売りの切り花から仏花、観葉植物、手作り雑貨などが並ぶ。「内装は京都にある喫茶店を参考にして自分で考えたイメージを大工さんに伝えて作ってもらった。花はスタンダードな物と、こだわりのある人が興味を持ちそうな物をミックスして仕入れている」と島田さん。花束などは予算や要望に応じて用意し、ラッピングは花1本から対応するという。
今後の展望について、島田さんは「2月はイベントが少ない時期。3月の桃の節句から卒業・入学シーズン、母の日へとつなげるため、まずはお客さまに店を認知してもらえるようにしたい。ネット販売などもあるが、私はお客さまの顔を見て接客したい。地域に親しまれる店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~18時(季節によって変更あり)。木曜定休。