尼崎の園田地区会館（尼崎市東園田町4、TEL 06-6493-0140）で11月29日、「SONODAビブリオバトル」が開催される。

第3回では小学生チャンプも誕生

　「ビブリオバトル」は、発表者がお薦めの本を持ち時間内でプレゼンテーションし、質疑応答を経て、どの本が一番読みたくなったかを参加者の多数決で決定する書評ゲーム。

　今年6月から月1回定期開催している同イベントは今回で6回目。これまでの参加者は10歳から70歳の男女と幅広く、第3回には小学5年生のチャンピオンも誕生している。

　大会後の「お茶会」では紹介された本の話題で盛り上がり、「地域のさまざまな世代の人が集まって、なごやかな雰囲気が楽しく、素晴らしい」「人柄が書評に出る」「自分の事も人の事もよくわかる」との声も寄せられているという。

　同会館の湯川智栄子さんは「ネット時代にこそ、新しい本との出合い、人と人との出合いは大切。ビブリオバトルを通じて地域の輪を広げ、本好きな子どもが増える事も目指している」と話す。

　今回のテーマは「星降る夜」。開催時間は10時～11時30分。参加無料。年内は同日のほか、12月20日にも開催する予定。