JR尼崎駅北側にある「あまがさきキューズモール」(尼崎市潮江1、TEL 06-6493-5583)3階「レンガの広場」で10月10日~12日、ゲーム「撃墜王」のイベントが開催された。
「撃墜王」とは、岡山市のウェブ制作会社「ココノエ」が開発したカードゲーム。専用カードに好きなイラストを描き、モニターの上に置くとイラストが転写され「戦闘機」として自動で動き出し、80秒間バトルを繰り広げる新感覚のカードゲーム。
バトル終了後、撃墜した数などを総合したランキングが表示され「撃墜王」が決定。カード枠内に収まれば何を描いても良く、操作も不要なため、初心者でも気軽に参加することができる。開催が10月の3連休とあって、3日間で1800人を超える人が「参戦」。モニター転写後に色や形によって決まる戦闘機の性能に「納得いかない」と何度もイラストを描き直す子どもや、「こんな形が強い」など、気付いた情報をやり取りする姿も多く見られた。
「ココノエ」の丸山祐司さんは「何か面白いものを作ろうとこのゲームを開発した。海外のイベントに出展した際も好評で、年齢や性別、国に関係なく楽しんでもらえていると感じる」と話す。同社の岡田隆志さんは「子どもと一緒に参加する保護者も多く、中にはユリの花を描いて孫と一緒に参戦した人も。意外とユリの花が強かった」と笑顔。
同館イベント担当者は「3連休に子どもたちが楽しめるもので、『アナログとデジタル』が融合したイベントをと考え、ココノエへ協力をお願いした。これからもこういったイベントを開催していきたい」と語る。