尼崎の阪急武庫之荘駅前噴水広場で9月6日に開催される「たそがれビアガーデン」で、「レイハナフラスクール」（尼崎市武庫之荘2、TEL 06-6438-1338）がフラダンスとハワイ音楽のステージを披露する。

本番に向け熱のこもるフラの練習風景

　7月20日から行われている「武庫之荘グルメスタンプラリー」の最終日を飾る同イベント。会場では13時からスタンプラリーで集めたスタンプを元に食事券などの景品が当たる抽選会が行われ、15時から飲食ブースと音楽やダンスのパフォーマンスがスタートする。

　「レイハナフラスクール」の演目は「ワイキキ」「ブルーハワイ」「月の夜は」「エフリマコウ」「ラハイナルナ」「ハワイのウエディングソング」などを予定。スクール生約20人による群舞とソロ舞踏が行われ、演奏は関西学院大学OBバンド「サウスシーサウンド」のほか、「河田健&石田ヒロキ」「T.T.cafe」が担当。同スクール主催者の花田眞佐子さん（72）もボーカル、ソロ舞踏で登場する。

　花田さんは芦屋市生まれで、戦後に進駐軍がもたらしたハワイアン音楽に親しみ、1950年代からハワイアンボーカルとして活躍。バッキー白片や佐々木敢一（かんいち）といった伝説的なウクレレ奏者とも共演しつつ、1985（昭和60）年から大阪でフラスクールを開校、1990年の大阪「花博」など国際的な舞台でも活躍するなど、関西ではハワイアンの第一人者的な存在。

　花田さんが武庫之荘で2006年に立ち上げた同スクールは、地域イベントに精力的に参加し華を添える。「武庫之荘の街が好きで、街をもっと楽しくし、盛り上げたいという気持ちでやっている」と花田さん。「ハワイアンは五感で感じる音楽。演じる方も見る方も癒やされる。歌、ダンス、演奏の全てを楽しんでもらえたら」とほほ笑む。

　音楽ステージではほかに「岸本美咲カルテット」「カントリービール」「玉響」「コレステローラーズ」が出演予定。開催時間は20時まで。