ライトアップイベント「尼崎寺町まち灯(あか)り2023」が11月25日、尼崎・寺町エリア周辺で開かれる。
灯籠の様子(昨年の様子)。今年は、灯籠を道路に敷き詰める「灯りの絨毯エリア」も
江戸時代に尼崎城の城下町形成の一環として作られ、現在も多くの寺院が軒を連ねる寺町。同イベントは、寺町エリアの魅力を多くの人に知ってもらおうと、尼崎商工会議所青年部が企画し、昨年初開催。今年で2回目となる。
当日は、ペットボトルを活用し製作した灯籠約2000個が寺町をライトアップ。今回初の試みとして、一部エリアを車両通行止めにして灯籠を敷き詰める「灯りの絨毯(じゅうたん)エリア」を設ける。本興寺境内などには、尼崎双星高校、園田学園中学・高校の美術部生徒らが手がけた「灯りのモニュメント」を展示する。
さまざまな関連イベントも展開。曼荼羅(まんだら)をデザインした台紙を手に全11寺院を巡るスタンプラリー、「お寺体験」(全昌寺=写経、廣徳寺=座禅、本興寺=大読経会と尺八・琴ライブ、専念寺=お茶のいれ方・茶かぶき教室)、尼崎の歴史や文化を題材にした「尼崎愛AIかるた」の札を体に張り付けた大人を小学生が追いかけて取る「人間かるた大会」(尼崎城址公園)、市内の高校・専門学校計5校によるイモを使ったフード販売(開明中公園)など。
点灯時間は17時~20時。入場無料。「人間かるた大会」への参加(小学生対象)は事前申し込みが必要。