尼崎市総合文化センター(尼崎市昭和通2)が現在、「新人お笑い尼崎大賞」の出場者を募集している。
前回「落語の部」で大賞を受賞した天満屋豊蝶さん(写真提供=尼崎市総合文化センター)
落語家、漫才師など多くのスターを世に送り出している「お笑いの街尼崎」から、全国へはばたく新人を発掘しようと2001年から始まった同コンテストは今年で16回目。
部門は、漫才、漫談、コント、ものまね、腹話術など幅広く参加できる「漫才・コント等の部」と、第13回大会から開設した「落語の部」の2部門。応募資格はプロアマ問わず、「新人」であれば、年齢、国籍、性別に関係なく誰でもエントリーできる。応募者数は年々増え、今では400人を超える応募があるという。
参加者の「お笑い」に対するプロ意識をより高めようと、今回から、応募数の多い「漫才・コント等の部」にエントリー料金(1,000円)を設定。「落語の部」は、尼崎在住で今年3月19日に亡くなった桂米朝さんの直弟子である桂米二さんなど米朝一門の落語家が審査員に加わる。
同センターの山田勝夫さんは「受賞者が履歴書に書けるくらい意味のあるコンテストにしたい」と意気込む。「予選会や本選は無料で観覧できる。次世代スターの誕生を目撃してぜひファンになってもらいたい」と来場を呼び掛ける。
応募締め切りは7月24日まで。