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尼崎でプログラミングやロボット工作学ぶ「ロボキャン」開講 地元企業が主宰

3日に行われた初回講義の様子。Processingを使ってサッカーゲームを制作した

3日に行われた初回講義の様子。Processingを使ってサッカーゲームを制作した

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 小学4~6年生対象のロボットスクール「ロボキャン」が6月3日、産業技術短期大(尼崎市西昆陽1)内「飛翔会館」で開講した。

講義を受ける子どもたちの様子

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 動画・ウェブ制作などを手がける「エアグラウンド」(南武庫之荘2)が主宰する「ロボキャン」。同社は、産業用ロボットに焦点を当てるとともに、「未来のロボットオペレーター」を育成する「ロボメイツプロジェクト」を、産業技術短期大や地元企業、高校、小学校と産学連携で展開。これまで高校での授業、および高校生が行う小学生向け授業などに取り組んできた。これらに参加し、ロボットに興味を持った子どもたちが「もっと知りたい」と思った先の受け皿を用意しようと、同スクールを立ち上げた。

 コンセプトは「ロボットを作り、使い、『できる』を広げる」。「ロボットを作ることができる」「プログラミングができる」「デジタルアートができる」の3つの「できる体験」を積み重ねることで、自分の得意分野を発見し、さらに観察力、創造力、論理的思考力などを伸ばして「未来をつくる力」を身に付けることを目指す。

 内容は、パソコンの基本操作やプログラミング言語「Processing(プロセシング)」、動画撮影・編集方法などを学ぶ講義、ゲーム・インタラクティブアート制作、マイコンボード「Arduino(アルディーノ)」を活用したロボット工作など。最終ゴールとして、オリジナルの「ロボット作品」を制作する。カリキュラムは、同大電気電子工学科・二井見博文教授監修による「完全オリジナル」だという。

 期間は6月~来年2月の土曜(9カ月・全36回)を予定。途中からの参加も可能。受講受け付けは8月31日まで。定員に達し次第締め切る。

 開催時間は、Aクラス=10時~12時、Bクラス=13時~15時、Cクラス=16時~18時。定員は各クラス20人。受講料は月1万円、教材費(全期間分)は1万5,000円。問い合わせ、申し込み、見学はウェブサイト、ロボキャン事務局(TEL 080-9533-7029、平日8時45分~17時45分)で受け付ける。

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