「ねこフェス+わんマルシェ!」が8月28日、エコーペットビジネス総合学院(尼崎市長洲西通1)で開かれる。
地域猫活動や譲渡会、適正な譲渡推進を図る講習会など、猫によって生じる問題の解決を図ることを目的に活動する「つかねこ動物愛護環境福祉事業部」が主催。猫・犬の譲渡会をメインに、マルシェなどさまざまな催しを展開する。
6月にも同様のイベントを行い、約350人が来場。同事業部代表の安部壮剛さんによると、譲渡へつながる「トライアル」へ進んだ猫は、これまでで一番多かったという。「マルシェへ出店した店舗スタッフや関係者からもエントリーがあり、正式譲渡へつながった。中には『家の前で子猫を保護した』という方もいて、アドバイスなどを経て飼うことになり、保護猫の輪の広がりを感じた」と話す。
今回は、約40匹の猫・犬が参加する譲渡会をはじめ、ビーガン専門店「MERCY Vegan Factory(メ―シービーガンファクトリー)」(大阪市)が手がける動物由来の食材不使用のパンや、猫をかたどったかき氷、兵庫県産の食材で作るキンパなどを販売するマルシェ、絵付け体験、「整体プチマッサージ」、ボランティア活動啓発パネル展などを予定。譲渡会面談をスムーズに進行できるよう、順番待ちの際の「呼び出しベル」も導入する。
安部さんは「マルシェの売り上げが保護活動費に充てられるので、譲渡会後や待ち時間に寄ってもらえたら。絵付け体験やマッサージなどもあるので、いろいろと楽しんでほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は12時~16時。入場無料。譲渡会参加整理券は11時より配布。