シェアオフィス「FLEXY(フレクシー)伊丹」(伊丹市中央1)が4月15日、2周年を迎えた。
「スマホ写真講座」の様子。撮影方法のレクチャーや、最新ミラーレスカメラとの比較などを行った。「『奥が深い』『楽しい』と好評だった。非会員の方も参加可能で、施設を知ってもらう機会にもなった」と森さん
経営コンサルティング、人材育成研修、不動産賃貸業などを手がける「Bonton(ボントン)」が、自社ビル4階、5階の全フロア約200坪をリノベーションして開設した「フレクシー伊丹」。シェアスペース35席、スタンダードブース12室、プレミアムブース10室、レンタルオフィス8室、ウェブ会議ブース14室を設置する。
阪急伊丹駅から近い立地で、伊丹市在住在勤の人のみならず市外からの利用も多いという。同施設担当の森政輝さんは「大阪国際空港からもアクセスしやすく、東京など県外のお客さまの利用も多い。東京や大阪からオフィスを移転し、営業拠点として利用するケースもある」と話す。
2周年を記念し、4月から5月にかけ「開業2周年記念イベント」を展開中。これまで、「フレクシースポーツ部」の発足や、プロカメラマンを迎えた「スマホ写真講座」などを展開してきた。5月は、「清酒発祥の地」として知られる伊丹の日本酒が、江戸時代どのような工夫で人気となったか、そのブランド戦略や歴史を学ぶ講座「100万都市江戸で愛された伊丹酒」(5月14日、参加費500円・試飲付き)などを予定する。
森さんは「緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除されたことから、感謝を込めてイベントを企画した。起業家や学生など幅広い方々を対象としたこれまでにない企画も準備中なので、楽しみにしてもらえたら。人と人がつながり、それぞれが生かされる場を提供していきたい」とも。
営業時間は9時~21時。有人受け付けは17時まで。第1日曜定休。講座「100万都市江戸で愛された伊丹酒」の開催時間は16時~17時30分。応募締め切りは5月10日。