魚介類の丼の専門店「魚丼(うおどん) 尼崎立花店」(尼崎市七松町1、TEL 06-6423-8823)がJR立花駅近くにオープンして3カ月がたつ。
「魚丼」はベルツリーカンパニー(東京都足立区)が展開するブランドで、尼崎立花店は兵庫県初出店。店主の峰伸太郎さんはサラリーマンから転身して店を始めた。「会社員時代は出張が多く、全国各地でおいしい海産物や海鮮丼を食べるのが好きだった。関西へ転勤した際に住んだのが立花でとても居心地が良かったため、いつかまた関西での生活をと希望していた。そこへ魚丼を知り、まだ兵庫県での出店がないこともチャンスと考え、思い切って脱サラをして飲食業に飛び込んだ」と出店経緯を話す。店舗面積は8坪。テイクアウトのみ。
「魚丼」のメニューは、刺し身をのせた丼だけでなく、炙(あぶ)る、あえる、漬けるといった調理を加える点が特徴という。峰さんは「サーモン好きには、焼きハラスやトロサーモン、炙りや漬けのサーモンなどを盛り合わせたサーモン家族丼(1,080円)やひまわり丼(670円)、手頃な価格帯では海の幸丼や漬けバラちらし丼(以上580円)、ガツ盛り丼(670円)がお薦め。とにかくたくさんの種類のネタを食べたい方は豊漁丼(1,080円)を」と話す。好きなネタだけを選べる「オリジナル丼」や週替わり丼、月替わり丼も提供する。
「これからウーバーイーツを導入予定で、立花エリアだけでなくより周辺の市全域へのデリバリー提供が可能になる」と峰さん。「ランチタイムや夕食時は店頭が混み合い、電話注文を中断する場合もある。14時~16時、20時~21時が比較的空いている」とも。
「せっかく立花で開業するなら、尼崎市在住の将来のある若者を多く雇用して地域貢献に役立てれば」と考え、現在スタッフのほぼ全員が市内在住という。店の今後について「兵庫県、西日本で仕入れた魚介類を使った尼崎立花店オリジナル丼も定期的に提供していきたい。地域に愛される店を目指す」と意気込む。
営業時間は11時~21時。