JR立花駅南側にカフェ「Ricca（リッカ）ブランチ＆カフェ バー」（尼崎市七松町1、TEL 06-6439-6462）がオープンして1カ月がたった。

厚さ約4センチの食パンに、アボカドやチーズなどを合わせたさまざまなバリエーションを用意する「厚切りトースト」。「フードやスイーツは、季節に合わせたメニューも展開したい」と大城さん

　飲食店やエステサロンなどを展開する「H＆Tクリエーション」（南塚口町1）が運営する同店。カフェ事業は今回が初挑戦だという。席数は26席。

　フードは、一番人気の「リッカの特製たまごサンド」（800円）、あんこやバター、アボカドなどさまざまなバリエーションを用意する「厚切りトースト」（780円～）といったトーストメニューが中心。モーニングセット（8時～10時限定、550円～）も用意する。スイーツは、愛媛県産「特上和栗」を使ったクリームを客の目の前で絞って仕上げる「モンブラン」（1,500円）、「パルミジャーノ薫（かお）る濃厚バスクチーズケーキ」「ガトーショコラ」（以上680円）、マフィン（チョコオレオ・ブルーベリー・レモン、各550円）など。

　ドリンクは、コーヒー（500円）、カフェラテ、ソイラテ（以上600円）、ダージリンやアッサム、セイロン、ジャスミンなどがそろう紅茶（各700円）、ブルー、ストロベリー、メロンの3種類を用意するクリームソーダ（各700円）など。

　夜はバー営業で、スロベニア産のワイン、ウイスキー、カクテル（以上700円～）などを提供する。H＆Tクリエーションの大城卓也さんは「スロベニア産の無農薬ワインは、複雑な味わいを感じる一押しワイン。まん延防止等重点措置中はバー営業を休止していたので、『早くお客さまにこの味を届けたい』という思いが強かった」と笑顔を見せる。

　「立花エリアは新しいマンション建設で若い世代の流入が増えてきている。カフェとバーを運営することで幅広い世代を取り込み、人の流れをつくっていきたい。雇用を創出し、活性化へつなげていけたら」とも。

　営業時間は、カフェ＝8時～18時、バー＝19時～翌2時。