「あまあまタウン~はいざいでまちをつくろう~」が3月21日、開明中公園(尼崎市開明町2)で開催される。
「あまあまタウン~はいざいでまちをつくろう~」イベントチラシ
尼崎信用金庫と阪神電鉄による地域活性化事業「てらまちプロジェクト」の一環。同プロジェクトは、市民と協働して尼崎を「住み続けたい、訪れたい、移り住みたい、働きたい街」にする取り組みで、2017(平成29)年に発足。阪神尼崎駅周辺の「寺町・開明町エリア」を拠点に、歴史を学ぶワークショップや地域の魅力を発掘する催し、清掃活動などさまざまな取り組みを展開している。
昨年9月から、街の魅力を仲間と一緒に考える「てらまちアイデア実践ワークショップ」も開始。やってみたい企画を募り、チームを組んでさまざまなことにチャレンジするもので、これまで大人向け怪談ツアーや商店街と連携したスタンプラリー、シャッターに絵を描く「てらまちアートステーション」などを実施してきた。
「あまあまタウン~はいざいでまちをつくろう~」は、廃材に焦点を当て、子どもから大人まで一緒にものづくりを楽しもうと企画。段ボールで作ったさまざまな形の家を並べ「あまあまタウン」を完成させる。ゲームやおもちゃを作る「廃材ワークショップ」、丸めた新聞紙を投げて遊ぶ的当てゲーム、キャタピラ競争など、幅広い年代が楽しめるアクティビティーも用意する。
あまあまタウン実行委員会担当者は「捨てられてしまう廃材が実はこんなに面白く、同じ材料でもそれぞれ違うものが出来上がるという楽しさを味わってもらえたら」と話す。
3月26日には、サンシビック尼崎(西御園町)で「てらまちアワード」を開催(要参加申し込み)。「てらまちアイデア実践ワークショップ」でこれまで展開してきた取り組みの活動報告や今後の計画、交流会などを行う。
開催時間は、「あまあまタウン~はいざいでまちをつくろう~」=10時~15時、「てらまちアワード」=10時~11時30分。いずれも参加無料。