JR立花駅近くの「Cafe Holo i Mua(カフェ ホロイムア)」(尼崎市七松町2、TEL 06-6439-7717)が「ローアイス」のオンライン販売を始めて1カ月がたった。
サイズは1個60グラムほど。「イートイン限定で、50グラムずつの『ダブル』も用意している」と長尾さん
卵や小麦、砂糖、乳製品を使わず、非加熱で作るロースイーツ、「一汁八菜」をコンセプトにした定食などを提供する同店。尼崎の名物を発掘するコンペ「第12回メイドインアマガサキコンペ」でロースイーツが準グランプリを受賞したことがきっかけとなり、昨年3月にミニケーキなどを販売するオンラインショップを開設した。
豆乳やカシューナッツ、デーツなどで作るローアイスは、オープン当初からこれまで自家製グラノーラやフルーツを一緒に盛り付けたパフェスタイルで提供してきた。店主の長尾孝浩さんは「パフェが人気メニューだったことから、アイスを単品で販売したら面白いのではと考えた」と話す。フレーバーのラインアップを拡充させ、2月5日からオンライン、イートイン、テークアウトでの単品販売を始めた。
フレーバーは、イチゴとラズベリーを合わせた「Wベリー」、一番人気の「ピスタチオ」、宇治抹茶を使った「グリーンティー」、「ナッツバニラ」「エスプレッソ」などのウェブ限定商品、長尾さん一押しだという季節限定「ラムレーズン」など合わせて12種類。価格は、イートイン・テークアウト=380円、オンライン販売=410円。「今は試作段階だが、4月から桜の塩漬けを使った甘じょっぱい『さくらのローアイス』を提供する予定」と長尾さん。
注文は北海道から沖縄まで全国から入るといい、中でも東京からの注文が多いという。長尾さんは「利用客から『普通のアイスよりもおいしかった』『卵や生クリーム、砂糖を使ってないなんて信じられない』『家族で取り合いになった』などさまざまな声が届いている。ケーキとローアイスの2軸でブランディングを展開できたら」と意気込む。
現在のカフェ営業時間は11時~18時。