尼崎東警察署で7月12日、「ハイビーム活用促進運動啓発マグネット」の発表会が行われた。
パトカーが先導し、マグネットを掲示した試乗車が出発。市内を走行し啓発活動を行った
兵庫県警では、ドライバーが早期に歩行者を発見し、事故を回避するための「ハイビーム走行」を定着させる活動「ハイビーム活用促進運動」を今年3月より実施。各警察署において「ハイビーム活用促進路線」を選定し、活用を周知するさまざまな取り組みを展開している。
尼崎東警察署は、神戸トヨペット杭瀬店、尼崎東交通安全協会と連携して周知へ向けた取り組みを進めており、今回、車に掲示できる「ハイビーム活用促進運動啓発マグネット」を製作した。発表会終了後、マグネットを掲示した試乗車が市内を走行し、啓発活動を行った。
神戸トヨペット杭瀬店では、来店客に対しハイビームに関する説明やチラシの配布、試乗車へのマグネット掲示などを継続していく予定だという。同署交通課長の石井理さんは「自動車ディーラーと協働したハイビーム活用促進運動は県下初。こうした試みを県全体に広めたいと考えている。東署でも引き続き、多くの人にハイビーム活用を周知できる取り組みを幅広く展開していきたい」と話す。