杭瀬栄町EAST商店街の「アンテナショップフジナガ」(尼崎市杭瀬本町2、TEL 06-6415-7328)に6月18日、冷凍ギョーザの自動販売機が設置された。
店舗外観。店頭では、50個入り(肉ギョーザ1,000円、エビギョーザ2,000円)も販売している。藤永さんは「店舗が開いても、自販機を利用する方はいらっしゃる」と話す
オーナーの藤永貴子さんが昨年開いた同店。同じく杭瀬にあり、藤永さんが勤務する食品会社「ココロネフート」の冷凍生ギョーザや、藤永さんの知人が手作りするキムチ、ハンドメード雑貨などを販売する。
今回設置した自販機は、「サンデン・リテールシステム」(東京都墨田区)が開発した冷凍自販機「ど冷えもん」。藤永さんは、テレビなどをきっかけに同自販機の存在を知ったという。「コロナ禍で、『対面式での接客を避けたい人は多いのでは』という思いがあった。ギョーザを配達する時間など、店があくタイミングに来店したお客さまにも対応できる」と話す。
自販機では現在、肉ギョーザ(25個入り、550円)、エビギョーザ(同、1,050円)、自販機限定メニューとして期間限定「豚ニラギョーザ」(同、600円)、電子レンジで調理できるラーメンとおにぎり2個がセットになった「ラーメンセット」(600円)などを販売する。
藤永さんは「『こんなギョーザがあったらいいな』というアイデアを、ココロネフートの社長とスタッフで話し合い、新しいメニューを考えている。作ってみたいという気持ちを社長も快く受け入れてくれて、さまざまなものに挑戦しているが、試作品の中にはおいしくなかったものも。たまには失敗もある」と笑顔を見せる。
「自販機は24時間購入できるので、深夜や早朝に利用する人もいる。今後は『炒めるだけで簡単に1品出来上がる』といった、主婦や1人暮らしの味方になるようなセットなども充実させていければ」とも。
店舗営業時間は12時~22時。火曜・日曜定休。