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尼崎市北部・武庫地区で「muko→プロジェクト」始動 「地域への愛着」醸成

武庫地区では、地域について考えるワークショップなどが盛んに行われている(過去イベントの様子)

武庫地区では、地域について考えるワークショップなどが盛んに行われている(過去イベントの様子)

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 「武庫西生涯学習プラザ」と「武庫東生涯学習プラザ」の愛称を考える「muko→プロジェクト」が始動した。

過去イベントの様子

 武庫地区の公民館や地区会館などを再編し、昨年4月に誕生した両施設。新たな地域活動の拠点としてスタートを切ったが、市民から「名前が似ている」「年配層の記憶に残りにくい」との意見が多かったという。尼崎市武庫地域課の桂山智哉さんは「高齢者や子ども、外国籍の方など、幅広い層に気軽に利用してもらえるような愛称を募集することになった」と話す。

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 愛称の公募は来年1月を予定。公募を前に、武庫地区の歴史や地域の未来、愛称のコンセプトなどを話し合う市民参加型のワークショップも開く。桂山さんは「ワークショップにより『地域への理解』を深めた上で愛称を考えてもらうことが狙い。愛称が決定していく過程を通じて、地域への愛着が高まれば」と期待を込める。

 ワークショップは、11月15日、12月5日、来年1月9日の計3回を予定。11月15日は、参加者一人一人の「記憶の中の武庫」を掘り起こす「武庫らしさをまなぶ!」(武庫東生涯学習プラザ、定員40人)。市立歴史博物館職員の河野未央さんによる特別講義「知られざる武庫」も行う。

 12月5日は、Zoomを使ったオンラインワークショップ「ほしい未来をさぐる!」(定員100人)。武庫地区で活躍するゲストを招いたトークセッションや、参加者が願う未来「こうなったらいいな」について話し合うコーナーなどを予定。

 1月9日は、総括的な位置付けとなる「コンセプトをつくる!」(武庫西生涯学習プラザ、定員40人)。「武庫らしさ」と「ほしい未来」を掛け合わせて生まれた「あなただけのコンセプト」から、実際に愛称を考える。

 桂山さんは「ワークショップは資料に残る歴史だけではなく、参加者それぞれの『武庫地区の思い出』を共有しながら進む。自分が住む地域の新たな魅力を発見したり、身近にいる『すてきな誰か』と出会えたりする機会となり、『ただ住んでいる街』の価値観を変える可能性もあると思う。公共施設の愛称を決めるプロセスにぜひ関わっていただければ」と参加を呼び掛ける。

 ワークショップ開催時間は、「武庫らしさをまなぶ!」=13時~16時、「ほし未来をさぐる!」=14時~16時30分、「コンセプトをつくる!」=13時30分~16時30分。1日だけの参加も可能。問い合わせは武庫地域振興センター武庫地域課(TEL 06-6431-7884)まで。電話かメールで申し込む。応募締め切りは各開催日前日。