園田学園女子大学（尼崎市南塚口7、TEL06-6429-9921）で2月28日、「尼崎発！　子育ち・親育ち応援サミット」が初開催される。主催は同大の地域連携推進機構子育ち支援研究チーム。

　地域志向の幼児・児童教育や看護の研究を専門とする同チーム。ママ同士のコミュニケーションを図る「ママカフェ」を運営したり、県立塚口病院小児病棟に子どもたちと遊ぶ学生ボランティアを派遣したりするなど地域と連携しながら安心した子育てができる環境づくりに取り組んでいる。

　同イベントは、その研究成果を地域の親や保育関係者と共有し、体験を話し合いながら情報交換することを目的に開く。同大からは育成看護学を専門とする竹元惠子准教授を中心に育児や看護の専門家らが参加し、地域からは子育てに関わる人を広く募集。子どもの年齢を問わず子育て中の親、保育・幼稚園などで子育て支援に関わる人、子どもの誕生を待つプレパパ、プレママの参加も期待しているという。

　当日は5部で構成。体験型の「子育て支援者のための救急・救命講座」「幼児の運動と子育て支援」「プレパパ・ママおよび乳児のパパ・ママのための育児講座」、トークセッション型の「働くパパの子育て本音トーク」「『子育ち・親育ちがもっと生き生きする』ための提言」。「働くパパの子育て本音トーク」は昨年に続き2回目となる。

　開催時間は13時30分～16時。会場は同大7号館。定員は各部20人で参加無料。参加申し込みは募集ページ（※下記関連リンク）よりメール、ファクスで2月21日12時まで受け付けている。同時開催の「子育て支援情報交換コーナーブース」は出入り自由。