阪急・伊丹駅近くに「おとめ食堂」2号店（伊丹市西台1、TEL 072-777-2747）がオープンして4カ月目を迎えた。

ミントの香りが効いた「白州森香るハイボール」

　店舗面積は8坪。立ち飲みスペースは約20人を収容する。オーナーの紫尾隆則さん（44）が伊丹駅東側で営む「おとめ食堂」の2号店として7月にオープンした同店。文字通り、スタッフは「乙女心」を持った女性だけで、酒に合うおばんざいをリーズナブルに提供する。

　人気メニューは「だし巻き」（300円）と「おにぎり」（250円）。いずれも調理するスタッフを指名できるシステムで、味付けや食感の違いを楽しめるという。「ほうれん草と卵のココット」（380円）や「生ハムカルパッチョ」（480円）、「れんこんバーグ」（420円）などのおばんざいも用意する。

　ドリンクメニューはビール（380円）、日本酒（390円）、ワイン（380円）、カクテル（500円）など。
同店の一押しは関西でもまだ数店しか置いていないという「白州ハイボール」（380円）。熱伝導率の高い銅製のマグで提供することで、キンキンに冷えた状態になって炭酸のキレが増すという。生ジャーキー（500円）、チーズやうずらの薫製（300円）とも相性が良く、「白州」の売り上げは坪単価で「日本一」という。

　紫尾さんは「1号店と2号店は近くにあり、それぞれメニューが違うので気軽にはしごしてもらいたい」と話す。

　「毎日来店してくれるお客さんに励ましの声を掛けてもらうのがうれしい」と渋谷沙樹店長（21）。「伊丹に来たら『おとめ食堂に行こう』と思ってもらえるようにしたい」とも。

　営業時間は18時～翌1時30分。