尼崎の阪神杭瀬駅近くに、お茶漬け専門店「茶番劇」（尼崎市杭瀬本町2、TEL 06-6481-6660）がオープンして1カ月がたった。

ワンコインで「マイ茶漬け」がオーダー可能

　ヘルスケア関連商品の企画・販売や飲食店を展開するアッキャン（東京都中央区）が手掛ける新業態の第1号店。店舗面積は39平方メートル、席数はカウンター10席。

　同店は、ご飯を主食に、みそ汁、総菜を加えた「一汁一菜」に象徴される日本の伝統食を主力メニューに据えたお茶漬け専門店。南魚沼産コシヒカリのご飯に、有明海産のり、静岡県産茶葉のお茶、漬物、あられがついた「ご飯セット」（280円）を基本に、福岡産めんたいこ（焼き・生、各80円）、紀州梅（90円）、たこわさ（50円）、しゃけハラス（90円）などのトッピングを組み合わせる。14種類用意されたトッピングは「数の子」（120円）、「いくら」（180円）を除く全てが100円以下で、おおよそワンコイン（500円）以下で「マイ茶漬け」をオーダーできる。同様の素材を使ったおむすび（130円～）はテークアウトも可能。

　夜の部（17時～）では「おでん」（100円～）、干物（300円～）、一品料理（250円～）も提供。ドリンク1杯とおでん3種の「ちょい呑（の）みおまかせおでんセット」（500円）、おでん8種の「おでんセット」（1,000円）は特に人気という。

　店長の今村快晴さん（29）は「忙しそうに3分くらいでお茶漬けをかき込む人、家族でのんびり過ごす人、仕事帰りのOLなど、さまざまな人に利用してもらっている。健康の基本は食であり、ヘルスケア企業だからこそ食材にはこだわっている。自分の家の食卓のように、気軽に楽しんでもらえたら」と笑顔を見せる。

　今後は尼崎を起点に、全国展開を予定している。

　営業時間は11時～翌2時。