![サンタの姿でゴミ拾い](https://images.keizai.biz/amagasaki_keizai/headline/1450664937_photo.jpg)
阪急塚口駅周辺と阪神尼崎駅周辺で12月19日、クリスマスイベント「Christmas Clean(クリスマス クリーン)!~冬のまちでキレイを配る」が開催された。
高校生・高専生で構成する「高校生企画部」が企画し、「街と心地よい関係を」をコンセプトにさまざまなイベントを展開している「尼崎ENGAWAKA計画」のサポートにより実現した同イベント。開催は今回が初めて。
同部の土田晃平さんは「春に尼崎で開催されたゴミ拾いイベント『10万人わがまちクリーン運動』では、自分のような若い人がおらず残念に感じた。若い人を街のイベントへ呼び込む何かいい方法はないかと考え、今回の企画を思いついた」と話す。
イベント開催に当たり、「参加者を集めることに一番苦労した」という土田さん。ツイッターやフェイスブックなどのほか7000枚のチラシを配り、地道な広報活動を続けたという。
この日、参加者は持参したサンタのコスプレ衣装に身を包み「キレイを配る」を合言葉に、チームに分かれてゴミ拾いを行った。普段意識しない街の「隠れた良いところ」などをゴミ拾い中に見つけてもらい、終了後に「街の気付き」として発表。ゴミの量と発表内容で順位を決定し、1位のチームには景品が贈られた。
イベントを終えて土田さんは「参加者がたくさんのゴミを集めてくれて街がきれいになった。さまざまな『気付き』も見つけてくれてうれしい。でも、もう少し参加者が欲しかった」とほほ笑む。