兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター(尼崎市南塚口町3、TEL06-6426-1940)で5月22日、0~3歳の乳幼児のためのプログラム「たったか たったか たったかた」が上演される。
同プログラムは、同劇場が2013年より実施している「シアタースタート」企画の一環で、感性豊かな乳幼児の五感に優しく働き掛け、生まれて初めての本格的な舞台作品との出合いを提供することを目的としている。子どもの情操教育に役立つだけでなく、子育て時期に離れがちな劇場に親子で立ち寄れる文化的機会として支持を集め、過去2年連続して定員をオーバーする盛況ぶりという。
3回目となる今回は、仙台を拠点に活動する元幼稚園教諭2人組の人形劇団「てんたん劇場」の作品。登場人物たちが動きとリズムでストーリーを生み、セリフ無しのシンプルな演出が想像を膨らませるという。同作品を含め2作品で約40分、2公演を予定している。
駐車場、駐輪場は無料で利用できるほか、会場となる中ホールへはエレベーターを利用しバギーのまま入場可能。授乳スペースもパーテーションで確保するなど、来場する親子への細やかな配慮も。「子どもから大人まで一緒に楽しめる作品。平日の午前のひとときを、ぜひ劇場で過ごしてみてほしい」と同劇場制作の田房さん。
第1回=9時45分開場、10時開演。第2回=11時15分開場、11時30分開演。入場料は、親子ペア=1,000円、1人追加=500円。各回定員100人、要予約。問い合わせは電話、ホームページ、劇場窓口で受け付ける。