プレスリリース

【ウェビナー開催レポート】関通の新物流サービス『GAOW』が提案するECの未来― 関通×NE共催ウェビナーを実施

リリース発行企業:株式会社関通

情報提供:




物流とITオートメーション事業を展開する、株式会社関通(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長 達城 久裕)は、クラウド(SaaS)型 EC Attractions「ネクストエンジン」を運営するNE株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:比護 則良)と共催で、当社が独自開発したEC事業者向け物流代行サービス「GAOW(ガオウ)」に関するウェビナーを開催しました。
本ウェビナーには15社を超えるEC事業者にご参加いただきました。当日は、EC事業者が直面しやすい物流課題への対応方法について、成長フェーズごとに最適な物流体制の構築ポイントの解説を行い、「GAOW」とネクストエンジンの連携による効率化の実例を紹介することで、実践的な改善策のご提案をしました。

??物流現場が抱える課題:コロナ禍以降のEC市場の拡大

近年、コロナ禍を契機としてEC市場は急激な拡大を見せ、食品や日用品からアパレル、さらにはデジタルコンテンツに至るまで、あらゆる商品カテゴリーでオンライン購入が一般化しています。外出制限や非接触ニーズの高まりを背景に、従来EC利用に消極的だった層も取り込み、その需要は今なお拡大を続けています。
こうした環境変化に伴い、消費者の期待も大きく変化しており、単に「モノを買える」だけでなく、「早く届く」「好きなタイミングで受け取れる」といった配送スピードや利便性、対応力までもが求められるようになっています。物流サービスの質そのものが、企業のブランド価値やユーザー満足度に直結する重要な要素となっているのです。
その一方で、EC事業者にはこれまで以上に高いサービスレベルと柔軟な対応力が求められるようになっており、「物流を含めたECオペレーション全体をいかに効率化・高度化できるか」が大きな課題として浮き彫りになっています。

??物流現場の課題解決に

このような課題に対し、当社が新たに提供するEC事業者向け物流代行サービス「GAOW(ガオウ)」は、従来の高機能な物流サービスとは一線を画した、“必要最低限の機能に絞ったパッケージ型物流サービス”です。
物価の高騰や先行きの見えづらい市場環境の中で、企業は自社の戦略や価値観に応じて、最適な物流パートナーを主体的に選ぶ時代へと移行しています。当社がこれまで提供してきた高機能なEC物流を必要とする企業がある一方で、コストと簡便性を重視し、「やらないことを決める」ことによって最適化を図りたい企業も増えています。
GAOWは、これまでの当社の豊富な物流運用経験をもとに、必要不可欠な要素だけを厳選して構築したサービスです。在庫管理や出荷業務の品質はそのままに、シンプルで導入しやすい設計とすることで、低コストかつスピーディーな運用立ち上げを実現可能にしました。
さらに、各種ECモールや受注管理システム(OMS)とのAPI連携により、受注から出荷までをシームレスにつなぐことで、運用負荷を軽減し、より効率的なEC運営を支援します。
【GAOW詳細はこちら】https://www.kantsu.com/service/gaow/

                       GAOWの運用イメージ

??GAOWお取引先との取り組み事例

EC業界を中心に、倉庫の使い分けや在庫の最適配置によるコスト削減事例が紹介されました。
特に「商品サイズ・配送地帯別での自動振り分け」や、「倉庫前倉庫を活用した横持ちコストの削減」といった工夫が成果として挙げられ、ネクストエンジンとの連携を活かした出荷最適化の取り組みが共有されました。
倉庫選定・在庫配置・作業導線の見直しにより、配送スピードとコストの両立を実現した事例もあり、現場主導による業務改善とツール活用の相乗効果が語られました。

         GAOW利用による配送サイズ・地帯別にて 倉庫のコスト削減した事例のイメージ

??関通へ委託されて成長された企業様の事例

当社の物流サービスをご活用いただいたお取引先企業様の中には、業務効率化と品質向上を両立し、大きな成長を遂げた事例が多数あります。
特に、「月間出荷件数が20倍に増加した企業」や「トータルピック・仕分け・検品の自動化により生産性が2倍となった企業」、「出荷ミスがゼロを実現した企業」など、業種・規模を問わず、多様な成功事例が生まれています。
業務委託開始時は月間5,000件の出荷だったお客様が、現在では100,000件以上の出荷を実現し、業界内で高い評価を獲得するまでに成長。また、ツール導入によってミス削減・作業効率向上を実現し、最大出荷対応件数を2倍に引き上げたケースもあります。
当社は、企業ごとの課題や成長ステージに応じて最適な物流体制を整え、ネクストエンジンとの連携による自動出荷を実現することで、ビジネスの継続的な成長を支援しています。

                   関通に物流委託をされた企業様の成長事例

??参加者アンケートから見た答え

現在の物流状況について当てはまるものを教えてください

                 ウェビナー参加者アンケート回答

ウェビナー終了後に実施したアンケートにおける「現在の物流状況に関する設問」では、多くの企業が現在の物流運用に対して課題意識を持ち、見直しや改善の必要性を感じていることが明らかとなりました。
自社対応・外部委託を問わず、現在の体制に課題を感じている企業が多く、「物流コストの最適化」「委託先の見直し」「倉庫選定」など、具体的なテーマに対する関心の高さが浮き彫りとなる結果となりました。
物流課題の解消に向けて、柔軟性と効率性を兼ね備えた新たな物流体制を求める動きが加速していることが伺えます。

また、アンケートでは「料金体系」や「在庫連携」など、より具体的なサービス内容への質問や要望も多く寄せられました。
特に「低単価商品の物流コストへの対応」や「倉庫前倉庫の活用」など、実運用を見据えたテーマへの関心が高く、当社の物流サービス「GAOW」に対する期待の高さを示す結果となりました。

??本ウェビナーを通して

本ウェビナーを通じて、物流業務におけるコストやサービス品質に対して、多くのEC事業者が課題を抱えている現状が明らかとなりました。特に、急成長フェーズにある企業ほど、これまでの物流体制では対応しきれない状況に直面しており、「コストを抑えたい」というニーズと同時に、「品質を維持・向上させたい」という相反する課題を両立させることの難しさが浮き彫りとなっています。
こうした中で、当社が提供する物流代行サービス「GAOW」に対して、実運用に即したご質問やご相談が多数寄せられ、今後の物流戦略の再構築に向けた真剣な取り組みが進んでいることが伺えます。
GAOWでは、こうした現場のリアルな声を受け止め、低コストでありながらも安定した品質を提供できるサービスの実現に引き続き取り組んでまいります。単なる物流代行にとどまらず、事業フェーズに応じて最適な物流ソリューションを提案できるよう、今後も機能強化と情報発信を推進してまいります。

??ウェビナー概要

・タイトル:EC物流のプロ関通が本気で作った! 従量課金型・新サービス『GAOW』解禁ウェビナー開催!
・日時:2025年7月8日(火)17:00~
・会場:オンライン
・プログラム
1.物流現場が抱える課題とは?
2.新物流プラットフォームサービス『GAOW』のご紹介
3.「やってよかった!」安心の導入事例
4.成長企業の事例紹介

??株式会社関通について(https://www.kantsu.com/

株式会社関通(東証グロース上場)は、年間約1,300万個以上の出荷実績と関西・関東に20拠点を持つ物流会社です。toC・toB問わずお客様の受注から庫内物流までのアウトソーシングの他に、物流システムの販売なども行っております。
toC物流で培った細やかな物流管理ノウハウとDXをtoBの物流で活かし、また、toB物流で培った、お客様の要望を叶える現場オペレーション、創意工夫をtoC物流で活用し、お客様に貢献しています。

??ネクストエンジンについて(https://next-engine.net

ネクストエンジンは、EC事業者向けのクラウド(SaaS)型ECプラットフォームです。受注、発注、仕入、在庫管理、商品情報の管理、分析まで、ネットショップ運営に必要な業務を一元化し、効率的な運営を支援します。
主な特徴は以下の通りです。
・ 受注、在庫、商品情報の一元管理から分析等、ネットショップに必要な機能を集約
・対応可能なモールは業界最大級の50以上
・ネクストエンジンアプリによる柔軟な機能拡張
・ネクストエンジンアプリの開発・販売プラットフォームを提供
・契約社数:6,489社(2025年1月31日現在、幅広い業種・規模の企業が採用)

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