締結式の様子 [11月14日 小野市役所](左から、小野市長:蓬?愬務氏、(株)エフピコ 代表取締役会長:佐藤守正)
●目 的
本協定は、両者が連携協力し、小野市内にあるエフピコ関西工場と11月より竣工した関西選別センターの立地特性を生かしながら、「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」によるプラスチック資源の地産地消を図ることにより、持続可能な資源循環リサイクルを実現するとともに、脱炭素社会の推進と家庭からのプラスチックごみの排出量削減に寄与することを目的としています。
●連携協力事項
(1)資源循環型リサイクル活動の情報発信と普及啓発に関すること。
(2)市民の意識改革と行動変容に繋がる活動の実施に関すること。
(3)プラスチック資源の地産地消の拡大に関すること。
(4)資源循環を通した環境教育の実施に関すること。
(5)その他資源循環の促進に当たり両者が協議し必要と認めること。
●取り組みの内容について
当社は、2023年1月に兵庫県小野市のひょうご小野産業団地内に関西工場・ハブセンターを開設しました。また、本年11月より竣工した関西選別センターの立地特性を生かしながら、『トレーtoトレー』 『ボトルto透明容器』によるプラスチック資源の地産地消を構築し、持続可能な資源循環リサイクルを実現すると共に、家庭からのプラスチックごみの排出量削減による脱炭素を推進します。
協定締結に先立ち、使用済み食品トレーを、『ごみ』ではなく『資源』と捉える意識改革と行動変容を促す “オリジナルエコトレー:made in ONOエコトレー”を小学校児童の協力のもと制作しました。 “オリジナルエコトレー”は、市内のエフピコ関西工場で生産し、市内のスーパーマーケットへ納品・販売された後、スーパーの店頭で他の食品トレーとともに回収します。回収されたトレーをエフピコ関西選別センターへ搬入した後、原料化して、再度新しい食品トレーに生まれ変わる『トレーtoトレー』によるリサイクルを実践して流通させます。なお、“オリジナルエコトレー”は、協定締結式の日から市内のスーパーマーケット6店舗の店内にて使用が始まります。
(画像左、フレッシュバザール小野黒川店の売り場/画像右、made in ONOエコトレーの店頭広告)
【ご参考】
<株式会社エフピコ>
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで使用される簡易食品容器を製造販売する国内最大手 メーカーです。エフピコ方式のリサイクル「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」による地上資源の循環、及びCO2排出量削減、環境負荷の低い容器の開発による省資源化などを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。
所在地:〒163-6036 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号新宿オークタワー36階
代表者:代表取締役会長 佐藤 守正/代表取締役社長 安田 和之
設 立:1962年7月
H P:https://www.fpco.jp/