![代表して防犯ブザーを受け取る子どもたち](https://images.keizai.biz/amagasaki_keizai/headline/1428543958_photo.jpg)
尼崎市立竹谷小学校(尼崎市北竹谷町2)で4月8日、入学式が行われ、新1年生56人が学校生活をスタートさせた。
配られた防犯ブザー。黄色なので付けていることがはっきりわかる
同校では毎年新入生全員に防犯ブザーを配布している。全国で子どもたちが狙われる事件が多発する中、子どもたちと地域全体に防犯意識を持ってもらおうと2004年から始まったもので、小学校近隣の連絡協議会などが提供している。
式後、新1年生は学校生活がスタートする教室に集められ、防犯ブザーを受け取った。新入生の保護者からは「どういう時に使うものなのかをしっかり教えていきたい」「黄色いカラーで目立つので良いと思う」「『ふざけて使わないように』としっかり伝えたい」との声が聞かれた。
PTA顧問の林久博さんは「防犯ブザーは『地域の目』。防犯意識が高いことをアピールすることで、犯罪抑止につながる。子どもたちを見守る良い取り組みとして広まっていってほしい」と呼び掛けた。