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尼崎に子ども服店「IPNI」 レギンスなど100点、キッズスペースも

丸富英宇さん、侑紀さん夫婦。「現在、地域や近隣店舗の方々と何か一緒にできないか検討中。地域交流の創出にも取り組みたい。個人商店ならではの魅力を発信できれば」と話す

丸富英宇さん、侑紀さん夫婦。「現在、地域や近隣店舗の方々と何か一緒にできないか検討中。地域交流の創出にも取り組みたい。個人商店ならではの魅力を発信できれば」と話す

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 尼崎市武庫元町の子ども服店「IPNI(イプニ)」(武庫元町2、TEL 06-7410-0042)が8月10日、オープンから2カ月を迎えた。

店内に設けるキッズスペースとベンチ。侑紀さんは「おもちゃで遊んでいる子どもに、お母さんが『この色どう?』と相談する様子を見るとうれしい」と笑顔を見せる

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 丸富英宇さん、侑紀さん夫婦が立ち上げた「インテンション」(常吉1)が運営する同店。夫婦はこれまで、同社オリジナルブランド「IPNI」や海外ブランドのセレクト商品を販売するウェブショップ、イベント出店などを展開してきたが、今回初の実店舗を構えた。店舗面積は約36平方メートル。

 「実際に商品を見てみないと分からない部分は多い」と感じ、以前から実店舗出店を目指していたという2人。店主を務める侑紀さんは「武庫元町は最寄り駅から少し離れているが、商店街やスーパー、飲食店などさまざまな店舗が集まり、日常生活に困らないほどなんでもそろう。活気があって人も温かく、出店するならここだと思った」と話す。

 実店舗では、IPNIや韓国のブランドなど約100アイテムを取り扱う。人気は、お尻や太もも部分にゆとりを持たせつつ、すっきりしたデザインにしたというオリジナル商品「NONNON(ノンノン)レギンス」(S~XL、1,680円)、エコバッグや洗濯ネットとしても使える「IPNIメッシュバッグ」(1,280円)、3点セットのヘアアクセサリー(1,480円)、シンプルなデザインの靴下(600円~)など。取り扱う服のサイズは90~120がメインだが、小学校中学年~中学生向けの「ジュニアサイズ」を求める声も多く、「少しずつ充実させていきたい」と侑紀さん。

 店内には、マグネット式のおもちゃなどで遊べるキッズスペースや、休憩できるベンチも用意する。英宇さんは「子どもの頃、買い物に付き合うのはちょっと退屈だった。一緒に楽しんで服を選んでほしいとの思いから設置した。ふらっと立ち寄れるような、地域交流の場にもなれば」と話す。

 営業時間は11時~17時。

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