尼崎の西武庫公園の桜が開花した。
約500本の桜が咲き、桜の名所として地元民に親しまれている西武庫公園。2018(平成30)年には大型台風による倒木・枝折れの被害、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大による恒例行事「桜まつり」の中止など不運に見舞われているが、細いながらも力強く伸びた枝には薄紅色の花が咲き誇り、春の訪れを告げている。
外出を自粛している人も多いためか花見客は例年に比べ少ないものの、散歩途中に足を止めて鑑賞したり、写真に収めようとスマホやカメラを構えたりする人の姿など、思い思いに楽しむ様子が見られた。
桜は現在五分咲き。4月中旬まで楽しめる見込み。