尼崎商工会議所(尼崎市昭和通3)で10月11日、「サッカーロボットプログラミング教室」が開かれる。
尼崎ベイコム体育館(西長洲町1)で来年3月27日・28日、ロボットの競技大会「ロボカップ(RoboCup)ジュニア全国大会」が開催される。同教室は、それに先駆けて開く。
ロボカップはロボット工学と人工知能の融合、発展のために自律移動ロボットによるサッカーを題材として日本の研究者らによって提唱された。西暦2050年に「サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる自律型ロボットのチームを作る」という夢に向け、「真に人間社会に役立つ」ロボット技術を育成することを目的とした国際的ロボット競技大会。
その次世代の技術の担い手を育てる場が「ロボカップジュニア」。全国各地区で予選が行われ、勝ち上がったチームのみが「ロボカップジュニア全国大会」に出場する権利を得られる。
同教室は小中学生を対象にサッカーロボットのプログラミングを行い、製作したロボットでサッカーの試合を行う。
6月に行われた「同教室体験セミナー」に参加した子どもたちからは「とても難しい」という声も上がったが、作り上げたロボットを実際に動かしてみて「自分で考えてロボットを動かすことが面白い」「難しさと面白さを感じた」などの声が寄せられたという。
開講時間は13時~16時30分。参加費、定員などは同会議所まで。