「ホテルファーストステイ尼崎」(尼崎市東難波町5、TEL 06-6401-3300)が7月20日、阪神尼崎駅近くにオープンした。
テナントの居酒屋を宿泊客用の朝食ダイニングに改装。関西らしいメニューを提供する
旧「尼崎プラザホテル」を所有していた不動産会社「フクダ住建」(南武庫之荘3)がプラザホテルとの契約満了を機に自社での運営に乗り出し、新ブランドを冠して再スタートした。大阪梅田や神戸三宮にアクセスしやすい阪神尼崎駅から徒歩5分という立地を生かし、「ビジネスにも観光にも便利で快適な格安ビジネスホテル」として海外からの観光客も含めた幅広い層にアピールする。地上5階建て、客室数は全106室。
客室はシングル、ツイン、ダブル、トリプルの4タイプを用意。シングルルームは57室と全体の約半数で、ツイン23室、ダブル22室、トリプル4室とカップルやファミリー、グループのニーズにも対応。宿泊料(1人)は、1泊シングル=6,800円~、ツイン=6,500円~。全てのプランにビュッフェスタイルの朝食が付く。館内無料Wi-Fi、無料レンタサイクルも用意する。
社長の福田承子さんは「スタッフは女性が中心で、女性目線で安心、快適なサービスを目指している。優しいイメージで、ホッとできるホテルにしていきたい。尼崎は新しくできる城や寺町、昔ながらの商店街など面白い場所がたくさんある。便利な滞在地としてだけでなく、旅の目的地になれるよう魅力を伝えていけたら」と笑顔を見せる。