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本当に住みやすい街1位に「尼崎」 専門家ら「家族暮らしに最適」と評価

JR尼崎駅周辺「緑遊新都心」の風景

JR尼崎駅周辺「緑遊新都心」の風景

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 住宅ローン専門の金融機関「アルヒ」(東京都港区)が7月10日、「本当に住みやすい街大賞2018 in 関西」を発表し、「尼崎」が1位に輝いた。

梅田で行われた発表会には尼崎出身のお笑い芸人、じゅんいちダビッドソンさんと京都出身の女優、安田美沙子さんが招かれた

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 同大賞は、大阪府、京都府、兵庫県の中から、理想ではなく実際にその地域で「生活する」という視点から「本当に住みやすい街」を選定したもの。同社の利用者の融資実行件数データを基に、住宅や不動産の専門家も加わり「住環境」「交通利便性」「教育環境」「コストパフォーマンス」「発展性」の5つの基準から5点満点で評価した。

 1位に選ばれた「尼崎」(JR神戸線尼崎駅周辺エリア)は、「発展性」「交通利便性」で満点を獲得し、総合評価4.1点。大阪駅まで新快速で5分というアクセスの良さや、駅併設のキューズモールやオアシスといった大型商業施設があることなどから「関西の武蔵小杉」「大阪中心地に近い住宅エリアとして生まれ変わりつつある注目の街」と高い評価を得た。コンパクトシティー化の流れで今後も評価が上がることが期待できるとされた。

 以下、2位「本町(大阪地下鉄御堂筋線)」、3位「二条(JR山陰本線)」、4位「学園都市(神戸市営地下鉄)」、5位「伊丹(阪急伊丹線)」、6位「桂川」、7位「元町」、8位「香里園」、9位「山田」、10位「緑橋」。

 尼崎市の移住・定住促進サイト「尼ノ國(あまのくに)」を管理する同市シティプロモーション推進課の間崎芙貴(まさき・ふき)さんは「尼崎のまちに関わる人たち全員と、この喜びを分かち合いたい。まちの説明をする時、『実力はあるのに、それが正確に伝わっていない』ことが課題だったが、今回、暮らしの専門家に評価してもらえたことがうれしかった」と話す。「進学、就職、結婚、子育てなど、人生のさまざまなステージにおいて『どこに住もうか』と考えるとき、JR尼崎駅の『どこでもすぐに行けちゃう』便利さは、どんな世代の方にも魅力的なのでは」とも。

 「同エリアだけでなく、尼崎にはまだまだ魅力がたくさんある。尼ノ國サイトを通じて、これからも『ごきげんさん』な尼崎の魅力を楽しく発信していけたら」と意欲を見せる。

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