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尼崎でビリヤードの全日本選手権大会 アマチュア憧れのプロへの登竜門

全国ビリヤード場連合会・大阪府ビリヤード組合会長の友次さん

全国ビリヤード場連合会・大阪府ビリヤード組合会長の友次さん

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 尼崎のあましんアルカイックホール・オクト(尼崎市昭和通2)で6月30日・7月1日、「全日本アマチュアナインボール選手権大会」が開催される。

24台ものビリヤード台が並び、それぞれで試合が行われる光景は圧巻

 「ナインボール」は、手球を使って1~9番までのボールを1から順に落とし、9番のボールを落としたプレーヤーが勝利となるビリヤードのゲーム。1976(昭和51)年から開催されている同大会は通称「アマナイン」と呼ばれ、優勝者の多くはプロに転向し活躍していることからプロへの登竜門とされ、アマチュアの大会の中でも憧れのタイトルの一つになっているという。

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 当日は北海道から沖縄まで各地区大会を勝ち抜いた代表選手320人が参戦。中~上級のA級、初~中級のB級、女子級の3クラスに分かれ、トーナメント形式で戦う。6月30日はA級とB級、7月1日はA級とB級、女子級の試合を実施し、最終日に決勝戦と表彰式を執り行う。前回A級優勝者の鏡園勝選手も出場する。

 主管する全国ビリヤード場連合会・大阪府ビリヤード組合会長の友次正明さんは「最初に9個のボールを弾く。10回弾けば、10回とも異なるほど同一のシチュエーションがない。毎回最後のボールまで落とし続けるために手球をいかにコントロールするのかが醍醐味(だいごみ)であり、見どころの一つ」と話す。

 「試合を見て興味が湧いたら、近くのビリヤード場に行ってみてほしい。試合で見た連続でボールを落とす技がいかに難しいかが分かる」とも。

 友次さんがビリヤードを始めたのは、18歳の時に上級者の技術を見て自身もやってみたいと思ったことがきっかけだったという。その後、プロのプレーヤーとして活躍し、一時期は自身が経営するビリヤード場で若手の育成に尽力してきた。

 「初めから上手な人はいないから練習を積み重ねることで上達する。礼儀や謙虚さなども必要で、ビリヤードはさまざまなことが体得できるスポーツ。興味を持って始める人がいたらうれしい」と笑顔を見せる。

 期間中、6月30日11時30分~16時には同連合会・同組合の社会貢献の一環として日本赤十字社の献血を受け付ける。

 開催時間は、6月30日=9時30分~21時予定、7月1日=9時10分~19時予定。観戦無料。