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尼崎で「森の文化祭」 遊んで学んで近くの自然を体感、「あまりんピック」も

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 尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で6月3日、「森の文化祭」が開催される。

家族や仲間とピクニックを楽しむ人々。飲食ブースには人だかり(昨年の様子)

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 「近くの森で自然にふれ合う文化祭」をテーマに開く同イベントは、今回で3回目。市南部臨海地域の工場跡地で、100年をかけた森作り計画を進めている同緑地のことをより多くの人に知ってもらい、親しんでもらおうと兵庫県と尼崎市が協働して行う。昨年は約3500人が訪れた。

 当日は、地域の子どもたちや大学生によるステージパフォーマンス、地元企業・団体による体験プログラムを用意。防災や交通安全について学ぶ展示コーナー、飲食コーナーも設ける。

 ステージプログラムでは、和太鼓演奏、よさこい、ダンス、ギターやハーモニカ、吹奏楽などのコンサートのほか、西消防署の「消防ヒーローショー」も登場する。

 展示・体験コーナーでは、「ちびっこ消防士」記念撮影やミニ消防車乗車体験、自衛隊や警察の子ども用制服着用体験、交通安全を学べる自転車シミュレーター体験のほか、木工や紙細工、缶バッジの手作りワークショップ、ポニーやヒヨコ、ハムスターたちと触れ合える「ポケット動物園」などが並ぶ。広大な芝生広場を使い、ソフトボール投げなど3競技の記録を競う「あまりんピック」や「グラウンドゴルフ体験教室」、連結した車いすを電動車いすで引っ張る「車イス列車」も登場する。

 実行委員の林瑞知子さんは「広い芝生を持つ会場ならではの、体を動かす企画を考えた。ゴルフ教室は大庄老人クラブの名人たちがレクチャーするので、世代間交流にもなる。子どもから高齢者まで楽しめるイベント。たくさんの方に来てもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~15時。雨天の場合は6月10日に順延。入場無料。駐車場無料。JR立花駅から専用の無料巡回バスを運行する。

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