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尼崎の中央公園で「チューリップ花壇」 インスタスポットなど新しい試みも

取材時はチューリップと桜を一緒に楽しめた

取材時はチューリップと桜を一緒に楽しめた

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 阪神尼崎駅前の中央公園(尼崎市神田中通1)で現在、2万1000株のチューリップが見頃を迎えている。

赤、白、黄、ピンクと色とりどりのチューリップが春を告げる

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 同公園のチューリップ花壇は「花のまちあまがさきチューリップ運動」の一環で、「花のまちあまがさき」のイメージを広く発信していこうと、2000年から始まった。同運動は同公園だけではなく市内各所の公園や広場などに広がり、賛同する事業者や個人が身近な場所でチューリップを植栽する活動を行っている。2012年からは、尼崎市とパートナーシップを結ぶ宮城県気仙沼市に「東日本大震災被災地応援プログラム」として同運動のチューリップを寄贈する取り組みも行っている。

 同公園のチューリップは、企業や団体からの寄付で球根を購入し、植栽もボランティアが実施。思いのこもった1本1本が花を咲かせ、行き交う人々の目を楽しませている。今年から「インスタスポット」という、同公園を管理する尼崎緑化公園協会おすすめの撮影スポットを設置。その時々の花の咲き具合によって設置場所は移動するという。

 同協会の大塚明登さんは「今年は例年に比べ咲き始めが早く、今週末には見頃を迎える。4月8日11時から30分間、成良中学校音楽部による演奏会も開催するので、チューリップを見に来てほしい」と呼び掛ける。

 「見どころは、白色のチューリップ。『白雪姫』という品種で、咲き始めはクリーム色っぽいが、だんだんと白くなっていくのが特徴。蕾(つぼみ)と花を比べてみて」とも。

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