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尼崎・猪名川公園で「どんぐりの妖精探し」 インスタで写真コンテストも

森にはカメラを構え子どもを追うパパ・ママの姿が(写真提供=カメラサロンアコラ)

森にはカメラを構え子どもを追うパパ・ママの姿が(写真提供=カメラサロンアコラ)

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 尼崎と豊中の境界を挟んで広がる猪名川公園(尼崎市椎堂1)で11月11日・12日、子どもイベント「どんぐりの妖精dola探し」と「インスタフォトコンテスト」が開催される。

今回から「キッズスタッフ」たちが企画に加わり、「大好きなおもちゃを森に置いてみては」などのアイデアも実現

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 公園の森をバルーンやフラッグ、おもちゃで装飾してメルヘンな空間に仕立て、子どもたちが森中に隠された「どんぐりの妖精」を探して遊ぶ同イベントは今回で6回目。「インスタ映えするフォトジェニックな子ども写真が撮れる」とカメラ好きの親たちから好評を集め、年々参加者が増えている。

 主催は「カメラサロンアコラ」(尼崎市東園田町)。主宰するプロカメラマンの中村篤子さんは元証券マンで、育児休暇明けに保育所に空きがなかったことから、幼少時から趣味にしていた写真を独学で学び、8年前に自宅でカメラスタジオを開業した。子どもの自然なかわいらしさを引き出す作風が母親たちの口コミやSNSで評判となり、遠方からも多く予約を集めているという。

 中村さんは「2人の娘が秋、外で遊ぶと必ずどんぐりを拾って来て、家のドア前に専用バケツを準備するほどどんぐりが集まった。そのどんぐりを活用できないかと思っていたら、森の保全に役立てる『どんぐり銀行』(高知県大川村)を知り、遊びながらみんなで参加できる宝探しのようなイベントを企画してみた」と話す。当日は参加する子どもたちに集めたどんぐりを持ち寄ってもらい、中村さんが代表して「どんぐり銀行」に預ける。

 中村さんは「妖精探しコース、謎解きコースと2種類あるので子どもの年齢に合わせて参加していただける。森で遊ぶ子どもの表情は、すごくすてき。パパ、ママもカメラを構えてフォトコンテストに参加してほしい。森デコレーションという非日常の演出で、他所では体験できない楽しい思い出をつくってもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は両日とも13時30分~15時30分。雨天の場合は18日・19日に順延。参加費は子ども1人につき500円とどんぐり。申し込みはホームページで受け付ける。

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