尼崎の西武庫公園（尼崎市武庫元町3）で11月3日、「HARVEST“FREE”MARKET（ハーベストフリーマーケット）2017」が開催される。

会場の様子。多くの人が掘り出し物を探しながら散策を楽しむ

　「地域の誰もがつながる場所」をテーマに、毎年4月の「昭和の日」と11月の「文化の日」に行われる同イベントは今回で18回目。春と秋の季節の風物詩として、毎回多くの人でにぎわっている。

　当日は、家庭で不要になったがまだ使えるもの、手作り雑貨、飲食店など、250店が出店する。パフォーマンスコーナーでは、今年設立25周年を迎えた「西山紀代美バトンスクール」によるバトントワリング、武庫荘総合高校生のブレイクダンスチーム「CAP10」、アコーディオンの松本英二郎さんなどが登場する予定。

　マナー向上への取り組みも年々浸透してきているといい、ごみの持ち帰り、子どもたちの「お掃除隊」への協力、公道で人の乗り降りや荷物の積み下ろしはしないなどの駐車・駐輪マナー向上を引き続き呼び掛ける。

　イベント実行委員の多喜淳さんは「今回も地元の店舗や近隣に住む人たちから、たくさんの出店申し込みがあった。雑多さが魅力のフリーマーケット。宝探しするように楽しんで」と話す。出店料の一部は今回も震災復興への義援金として募金する予定。

　開催時間は10時～16時。入場無料。雨天の場合は5日に順延。