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阪神尼崎の洋菓子店が「尼どれーぬ」 特産「生しょうゆ」で香ばしく

「尼どれーぬ」を持つ武本さん。背景には友人が1周年記念に描いた絵

「尼どれーぬ」を持つ武本さん。背景には友人が1周年記念に描いた絵

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 阪神尼崎の「パティスリーアルク」(尼崎市神田中通3、TEL 080-3241-0536)が6月24日、「尼どれーぬ」の提供を始めた。

5個セットは木目プリントの紙箱入り

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 自動車整備士からパティシエに転身したオーナーシェフの武本柄昊(へいこう)さんが、2015年10月に開いた同店。武本さんは尼崎市出身で、同市の特産品を使って何かを作れないかと考える中で、昔ながらの製法・原料にこだわった無添加・低塩分の「尼の生醤油(なましょうゆ)」を使ったマドレーヌを思い付いたという。

 武本さんは「通常のマドレーヌでレモン風味に仕上げるところ、しょうゆにしてはどうかとひらめいた。しょうゆ味ではなく、しょうゆを塩代わりに使い、香ばしさを出せたらと考えた」と話す。出来上がったマドレーヌを「尼どれーぬ」と命名。武本さんは「直観的にひらめいた駄じゃれ」と笑う。

 「尼どれーぬ」は1個(180円)から販売し、箱入り5個セット(1,000円)、焼き菓子の詰め合わせ(2,400円)も用意する。

 客から「尼崎土産ができてうれしい」「手土産になっていい」との声があるという。武本さんは「尼崎の方が帰省した際のお土産や、他市に持って行く手土産になればうれしい。いずれは尼崎土産として定着していけば」と意気込む。

 営業時間は12時~23時。

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