伊丹の書店「ブックランドフレンズ」(伊丹市伊丹2、TEL 072-777-1200)で7月11日、「焙りたてコーヒーを楽しむ会」が開催される。
阪神間でコーヒーの屋台販売や焙煎(ばいせん)出張教室などを展開する「maru coffee(マルコーヒー)」と同書店が協働し、2014年から定期開催する同イベント。参加者はインストラクターの指導の下、ホットコーヒー4杯分のコロンビア産の生豆を自分で焙煎し、「焙りたての豆」と「市販の豆」それぞれのコーヒーを飲み比べる。焙煎した豆は持ち帰ることができる。
同書店は「本との出合いと人との出会いを一緒に楽しんでもらいたい」と、店内に大きなテーブルと椅子を置いて客と店主が語り合う場所をつくるほか、専門家を招いて講演会や勉強会を開催するなど、個性的な取り組みを行っている。店主の河田秀人さん自身も自家焙煎にこだわるほどのコーヒー好きだったことから、同イベントが実現したという。
maru coffeeの松波真子さんは「平日の午前に開催しているため、小さな子ども連れの母親、主婦、シニアの男性を中心に、仕事の合間に立ち寄ってくれる参加者もいる。生豆を焙煎するというひと手間で『これほど味が違うのか』『こんなに簡単なのか』と驚く声をよく聞く。書店でコーヒー焙煎体験できるというのも珍しい試みなのでは。本とコーヒーの心豊かになるひとときを楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~12時。参加費は500円(焙煎コーヒー、菓子付き)。