旧尼崎市営バスのマスコットキャラクターだった「あまっこ」が、2017年度から市シティープロモーション事業担当に配属された。
「あまっこ」は2003年、当時の尼崎市営バスに親しみを持ってもらい、イメージアップと利用促進を図るため誕生したマスコットキャラクター。市民まつりの人気投票や公募によって選定された姿と愛称は、市バスの車体やシートなどの内装にもあしらわれ、市民の足である市バスを明るく彩ってきた。昨年、市バスの全路線が民間移譲され、市交通局の実質的な消滅とともに「あまっこはどうなるのか」と案ずる声が市民から上がっていたが、「市シティープロモーションマスコット」として新たな道を歩み始めた。
市担当の成光恵さんは「2016年度から、尼崎の魅力を発信し、尼崎を好きな『あまらぶ』の人を増やすためのキャラクターと位置付け、都市魅力創造発信課へ配属。さらに、本年度の課名変更に伴いシティープロモーション事業担当に配属となっている」と話す。現在は、着ぐるみによる各種イベント出演、図版も公開され(使用には申請・承認が必要)、出演予定も市ホームページに掲載されている。
成さんは「あまっこは、見かけはおっとりしているが、優しさと思いやりの心がいっぱいの女の子。これからもますます皆さまにかわいがっていただけたら」と話す。