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尼崎に「ウラニワコーヒー」 クラフトマンのたまり場「傾寄者集落」に仲間入り

店主の宮村雄大さん(左)とパートナーの大佐賀仁さん

店主の宮村雄大さん(左)とパートナーの大佐賀仁さん

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 テークアウト専門のコーヒーショップ「uraniwa coffee(ウラニワコーヒー)」(尼崎市東難波町5)がオープンして1カ月がたった。

一杯一杯、その場で丁寧に入れる宮村さん。コーヒーのアロマが漂う

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 市内で90年以上続く材木店「吉田悦造商店」を中心に、DIYパーツとリメーク家具のショップやレザー製品工房などが集う「尼崎傾寄者(かぶきもの)集落」内にオープンした同店。納屋だった場所を、建物そのものの古びた風合いを生かしながら手作りした。

 市内でマージャン店を展開する経営者でもある店主の宮村雄大さん。出店について「集落に通って交流するうち、自分もここで何かをやりたいと思った。まちの人たちにとって集落は目的がないと入りづらいと思ったので、気軽に訪れるきっかけをつくれたらとオープンした。コーヒーを片手に巡ってほしい」と話す。

 メニューは、「ケニア」ベースに「ブラジル」「エチオピア」を組み合わせた「ブレンド」を中心に、「ブラジル」「エチオピア」(以上350円)、「ケニア」(450円)、「アイスコーヒー」(400円)のほか、「ミックスジュース」(450円)、「バナナ・オレ」(400円)も用意する。

 土曜・日曜には「タマゴサンド」(250円)、「生ハムサンド」(300円)、「アボカドサンド」(380円)も提供。食材は主に市内の青果店やベーカリーショップから仕入れる。

 手作りしたショウガシロップを使った「自家製ジンジャーエール」「自家製しょうが湯」(以上350円)もお薦めという。「いずれはショウガそのものもここで栽培したい」と宮村さん。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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