兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター(尼崎市南塚口町3、TEL 06-6426-1940)1階展示室で1月31日から、企画展「米朝師匠とピッコロ寄席のあゆみ展」が開催される。
1979年に開催した第1回「桂米朝独演会」チラシには米朝さんの若かりし姿が
同劇場では1978(昭和53)年の開館以来、人間国宝の故・桂米朝さんとその一門による「ピッコロ寄席」の開催を続けてきた。同展では米朝さんと「ピッコロ寄席」の歴史を貴重な映像や写真、年表などで振り返るほか、ここでしか見ることのできない直筆原稿やサイン帳など所蔵品も展示する。
昨年12月13日~18日に開催されていた前期の展示では、高座や仕事での愛用品を展示していたが、後期では夫妻でよく遊んでいた花札やお気に入りのトランプなど自宅での愛用品に入れ替える。企画展中2月10日には「ピッコロ寄席 桂米團治独演会」も開催される。
若き日の米朝さんの一席を鑑賞できるピッコロ寄席の秘蔵映像も初公開する。広報の古川知可子さんは「前期の展示の一番人気。後期では前期とは異なる演目を上映するので、再来場した人にも楽しんでもらえるのでは」と話す。
開催時間は10時~17時。月曜休館。入場無料。2月12日まで。