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尼崎にシェアアトリエ「リトルルル」 古民家改造しアートと食の空間へ

店舗外観

店舗外観

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 尼崎のJR立花駅近くにシェアアトリエ「Little LuLu(リトルルル)」(尼崎市西立花町3、TEL 06-7710-7702)がオープンして4カ月がたった。

アトリエ代表の金谷さん

 築51年の古民家をフルリノベーションし、1階に雑貨のセレクトショップや展示スペース、2階にダイニングバーや不定期営業のカレー店などを展開する「シェア店舗」。店舗面積は約50平方メートル、席数は2階にカウンター8席、テーブル8席。

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 1階の「TOSA DESIGN MARKET」は、店主の辛島弘祐さんが各地で買い付けたブロカント(古道具)やビンテージ・アンティーク品を扱うセレクトショップ。1920年ごろに製造されたメイソンジャーや、1970年代に北欧への輸出用に国内製造されたビンテージ食器など、「人の意識に訴え掛けるもの」をテーマに集めた商品が並ぶ。「商品を売るだけでなく、ストーリーを伝えることが好き。一つ一つの物の背後にある、時代や物語を知る楽しさを感じてもらえたら」と辛島さん。丹波焼や信楽焼をモダンにアレンジした「ポターナ」の陶芸作品も展示・販売する。

 2階の「Kitchen & Bar SEN」では、イタリアンを中心とした創作料理とドリンクを提供する。メニュー板には「マグロのレアステーキ」(500円)、「アラビアータ」(800円)など数種しか記載していないが、店主の立木拓也さんの「気まぐれ」で、その日仕入れた素材に応じた創作料理が登場する。近隣に住む若い客からは「こんな店が欲しかった」と好評を得ているという。

 アトリエ代表の金谷亮佑さんはホームページ制作やECサイト運営などのウェブ事業を個人で営む。同アトリエはもともと、東京から地元の神戸へ拠点を移すためオフィスとして用意した場所だったという。「地元の友人たちとDIYで建物に手を入れていくうちに、この場所でやりたいアイデアが次々と湧き出てきた」と金谷さん。テナント入居希望者は、学生のころアート活動を共にしていた仲間内からすぐに集まったという。「東京・下北沢のコワーキングスペースで起業した時、異業種の仲間と緩やかにつながっている環境が気に入っていた。ここも同じような場所にできたら」と笑顔を見せる。

 「バーの片隅で予告なく音楽ライブを開催することもあるので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と金谷さん。金谷さん自身もドラマーとしてバンド活動をしている。

 営業時間は、1階=11時~18時、2階=19時~24時(来店状況により変更あり)。

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