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尼崎でヤマガミユキヒロさん個展 地元風景「キャンバス・プロジェクション」で表現

「キャンバス・プロジェクション」で表現する尼崎の風景

「キャンバス・プロジェクション」で表現する尼崎の風景

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 尼崎・西長洲町のアートスペース「あまらぶアートラボA-Lab(えーらぼ)」(尼崎市西長洲町2、TEL 06-7163-7108)で現在、「ロケーション・ハンティング ヤマガミユキヒロ展」が開催されている。

映像を重ねる前のモノクロ風景画

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 同展は、昨年行われた同スペースのオープニング展覧会「まちの中の時間」をキックオフとするプロジェクトの一環。ヤマガミさんをはじめ、ジャンルの異なる3人のアーティストが「まちの中の時間」をテーマに尼崎で約1年間のフィールドワークを行い、成果を順次個展として発表していく。

 トップバッターを務めるヤマガミさんは、実景に基づき描いたモノクロの風景画に、同一の場所で撮影した映像を重ねる独自の手法「キャンバス・プロジェクション」を用いた作品を制作。同展で描く風景は、尼崎市在住・在勤者から寄せられた「私の好きな風景」を参考にヤマガミさんがロケーションハンティングしたもので、見慣れた中に隠れた「まちの表情」を再発見できる内容となっている。

 関連イベントとして10月29日14時から、ヤマガミさんと京都国立近代美術館研究補佐員で美術批評家の平田剛志さんが展示内容などについて話す「アーティストトーク」(先着30人・申し込み不要)を予定。参加無料。

 開催時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~18時)。火曜休館。入場無料。11月27日まで。

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