尼崎・武庫之荘に「チャイニーズダイニング彩家（さいか）」（尼崎市南武庫之荘3、TEL 06-6437-2250）がオープンして1カ月がたった。

クリーミーなスープにラー油が香る「坦々麺」

　店主の津田貴輝さんは熊本出身。大阪の中華料理店や韓国料理店で経験を積み独立、「結婚を機に移り住み、大好きな街となった尼崎に店を構えたい」と同店をオープンした。店舗面積は8坪、席数はカウンターとテーブル合わせて17席。

　人気メニューは、自家製エビ油を使った「海老のチリソース」（880円）。「ラー油などの調味料もすべて手作り。親しみやすい味の中にほかとは違うこだわりを取り入れている」と津田さん。このほか、たれに一晩漬け込みオーブンで焼き上げる「自家製叉焼（チャーシュー）」（580円）、「坦々麺」（750円）などもよく出るという。

　ランチタイムには、「日替わりランチ」「チャーハンセット」「鶏の唐揚げセット」（以上800円）、「坦々麺セット」（850円）、「エビチリセット」（900円）などのセットメニューも用意する。

　地域住民を中心に、周辺企業に勤める会社員や女性グループ、年配客など幅広い層が利用し、オープンから1カ月にして早くも常連客がいるという。津田さんは「がっつり食べたい人、料理をつまみにゆっくりお酒を楽しみたい人など、さまざまなニーズに対応できる地域に根付いた店を目指したい。かしこまらず『ちょっといいもの』を気軽に食べられる空間を提供できれば」と意気込む。

　営業時間は、11時30分～13時30分、17時～23時（以上ラストオーダー）。日曜定休。