尼崎・西長洲町のアートスペース「あまらぶアートラボ」(尼崎市西長洲町2、TEL 06-7163-7108)で4月17日から、アーティストと参加者がこいのぼりを共同制作する「こいのぼりワークショップ」が開催される。
子どもの日に向け、主に4歳以上の子どもを対象に、3組のアーティストとそれぞれ違った方法でこいのぼりを制作する同ワークショップ。
第1回は17日、ワークショップユニット「マキコムズ」を講師に「大きなシャカシャカこいのぼり!」を制作。マスダマキコさんとカワサキマキさんの「マキコムズ」は、日常の何気ないことから発想して「大人も子どもも楽しいことにマキこんじゃう」をテーマに、巨大なものや長いもの、ユニークなものを作るイベントを仕掛けるユニットで、神戸を中心に活躍している。
第2回は23日、美術作家の川田知志(さとし)さんを講師に「フレスコ画を組み合わせてこいのぼり!」を制作。川田さんは大阪生まれ、京都芸大出身で、建物の壁に描くウォールペインティングを中心に、絵画作品を発表している。
第3回は24日、イラストレーターの松野和貴さんを講師に「布にお絵描き!スイスイ泳ぐこいのぼり!」を制作。松野さんは神戸生まれ、宝塚造形芸大出身で、「かわいらしさと不気味さ、楽しさなどが入り交じるファンタジー作品」を生み出している。
主催する市都市魅力創造発信課の藤平さんは「アーティストと力を合わせ、1つの大きなこいのぼりを作る。少しでもアートに興味がある人、楽しいことが大好きな人に参加してもらえたら」と呼び掛ける。
定員は各回15人。参加無料。申し込み、問い合わせは同課(TEL 06-6489-6385)で受け付ける。出来上がった作品は、今月29日から5月8日まで同会場に展示する。開場時間は10時~18時。入場無料。