尼崎北堀運河一帯で10月25日、「うんぱく 尼崎運河博覧会2014」が開催される。
尼崎臨海地域内の運河や河川は古くから水運に利用されたり、港湾物流施設として機能したりと、土地の低い同地域を高潮や豪雨による浸水から守る閘門式防潮堤の一環としても重要な役割を果たしてきた。しかし近年では、従来の港湾物流施設の機能は次第に低下しつつある。
同イベントは尼崎臨海地域を魅力と活力ある街に再生して環境共生型の街づくりを目指す「21世紀 森の構想」の一環として開く。北堀運河にオープンした「北堀キャナルベース」をメーン会場に、「尼崎の運河を楽しむ一日」として、水辺を楽しむさまざまな遊びを展開する。
運河沿いに立ち並ぶ工場群を眺めるガイドクルーズ「運河クルージング」、メードイン尼崎食材を使った「amaバーガー」などを出店する「オープンカフェ」、手こぎボート体験ができる「船あそび」、ボードの上に立ってパドルをこぐ新感覚のスポーツ体験「パドルボード」など、さまざまなコンテンツが用意されている。
開催時間は10時~16時。