尼崎市総合文化センター(尼崎市昭和通2、TEL 06-6487-0800)で9月4日、「ボートレース尼崎“笑”劇場」が開かれた。
9月22日から始まる「プレミアムGI共同通信社杯第2回ヤングダービー競走」のオープニングイベントとして、同レースのPRと「ボートレース尼崎」の歴史や「まちづくり」への取り組みを、吉本興業とタッグを組み「笑いの力」で多くの人に知ってもらうことを目的に開催。
当日は、ボートレース尼崎のガールズユニット「AmagamiSix」のライブステージ、お笑い芸人のちゃらんぽらん冨吉さんと、同レースに出場予定の西山貴浩選手、小野生奈選手によるトークショー、「ボートレース尼崎」を舞台にした吉本新喜劇特別講演などが行われた。「ボートレース場のたこ焼きにはタコが入っていない」などの小ネタや、新喜劇にゲスト出演した西山選手と小野選手が披露した見事な「コケ」に、約600人が訪れた会場は笑いの渦に包まれた。
会場ロビーには、実際にレースで使用されるボートや、ボートレース事業の取り組みなどを紹介したパネルを展示。参加者はボートの写真を撮ったり、パネルを熱心に眺めたりしていた。夫婦で参加したという女性は「昔からボートレースの取り組みなどは知っていたが、最近はテレビCMやガールズユニットなどおしゃれな雰囲気になったと思う」と話していた。
イベント担当の大谷真由子さんは「今まで収益の使われ方などを広くPRできる場が無かった。尼崎ならではの『笑いの力』で、われわれの取り組みを紹介したかった」と話す。「これからも同様のイベントを開催し、あまりボートレースになじみのない人へもアピールしていけたら」と意気込む。