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尼崎にカフェ併設調剤薬局 タニタのカフェメニューや健康プログラム提供も

「尼崎医療ビル」外観

「尼崎医療ビル」外観

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 尼崎の五合橋線沿いに7月1日、カフェと調剤薬局が一体となった施設「尼崎医療ビル」(尼崎市東難波町3)がオープンする。場所は同日開院する「尼崎県立総合医療センター」の隣。

調剤薬局の2階には、タニタのメニューと健康プログラムを利用できるカフェ

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 兵庫県で薬局運営を展開するファインメディコム(西宮市津門呉羽町1)が、タニタ(東京都板橋区前野町1)の協力を得て開く同施設。1階に調剤薬局「ファイン薬局 尼崎店」、2階にカフェ「ツナガリ珈琲館」を併設し幅広い健康サービスを提供するという。

 カフェにはタニタの体組成計と血圧計を設置し、自由に使えるほか、計測結果をもとに栄養管理や運動について健康相談できる無料カウンセリングブースも設ける。管理栄養士や元アスリートといった経歴を持つスタッフがアドバイスする。スタッフの一人である杉山さんは周産期妊婦や幼児への栄養指導を手掛けてきた。「自分の出身地でもある尼崎では、健康寿命が全国平均に比べ短いと聞いている。地域の人たちに密着して健康をサポートしていきたい」と意気込む。

 カフェメニューは、タニタカフェオリジナルのブレンドコーヒー(330円)、低カロリーのスイーツ「ニンジンのムース」(350円)などを用意。調剤薬局の呼び出し番号を表示するパネルもカフェ内に設置しており、薬ができるのを待ちながら飲食したり、健康相談を受けたりできる仕組みとなっている。

 同施設利用者には、タニタの通信機能付き活動量計を無料提供するサービスも期間限定で行う。同端末により、利用者個人の歩数、運動状態のデータと共に、カフェで計測した体組成や血圧のデータを専用サーバーで管理・蓄積。利用者は自分のパソコンやスマートフォンでも計測結果グラフをチェックできる。活動量計はカフェの「会員証」として希望者に提供する予定。

 社長の渡部弘一さんは「毎日の生活を豊かにする予防医療が大切。体の不調時に限らず、日頃から健康づくりに向けて積極的に利用してもらえる施設を目指したい」と意欲を見せる。

 営業時間は9時~18時。土曜・日曜・祝日定休。

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